先物取引の怖さ~「今買わないと大損」という勧誘

先物取引で大きな損をしているケースには、大きな特徴があります。

それは、「自分から先物取引をしたい」と持ち掛けて始めたのではなく、営業マンからの勧誘で始めているということ。

「儲けられる投資があります」などという勧誘で、営業マンにのせられて始めてしまったというケースがとても多いことが特徴です。

 

この時代、普通に稼いでいてもなかなかお金がたまらないので「それなら投資で稼ぎたい」と考えた人が、営業マンの口上に乗せられてしまうのでしょう。

「この先値が上がるから、金やプラチナに投資してみない?」などという誘い方ですね。

営業マンがしつこかったり、昔の友人から勧誘されたり、断れずに始めてしまうことも多いようです。

 

でも、物の価格というのは世界情勢や天候など、いろいろな要素が加わって決まるもの。

今プラチナに投資したとしても、その値段が上がるかどうかは誰にも分りません。なのに、それがさも価値が上がるかのように話をして、相手にお金を出させること自体がおかしいと思いませんか?

「今が底値です」

「今買わないと、どんどん金額が上がって買えなくなりますよ」

など、「買わないと損」ということを言い出したら注意してください。そこからが損のはじまりです。